釜山駅から一番近くて美味しい行列必至の人気店「本銭 (ポンジョン) デジクッパ」に満足
釜山名物の食事のひとつに「デジクッパ」がある。
デジクッパとは豚肉のスープご飯のことで、デジは豚肉、クッパはご飯を指す。
韓国でクッパといえば、牛肉のカルビクッパやユッケジャンクッパを想像するが、デジクッパは朝鮮戦争のときに、北の避難民がたどり着いた釜山で広めた料理といわれているそうだ。
そんなデジクッパを釜山で口にするなら、西面(そみょん)のデジクッパ通りが有名。僕も前回の釜山旅でデジクッパ通りに連日通ったが、西面だけではなく、釜山の街の至る所にデジクッパの店は溢れていたのだ。
今回の釜山旅ではデジクッパ通りには足を運ばず、釜山駅近くの「本銭(ポンジョン)デジクッパ」へ向かった。
外観&場所
目印はもうひとつ。隣にあるホテル「HOTEL3・6・9」の看板。これで間違いない。
店に着いたのは週末の20時ころ。外に僅かな行列ができていたが、5分ほど並んで入ることができた。
◇KTX釜山駅と本銭 (ポンジョン) デジクッパの位置関係
店内で注文
店員に案内されて席へ着くと、壁のメニューも見ずに口頭で注文。
「デジクッパ アンド ビアー」
「デジクッパとメクチュ?」
そお、メクチュは韓国語でビールのことだ。
「メクチュ、でぇ~でぇ~」
これで注文は終了。あっさりしたものだ。それにしてもここの店員は感じが良く、さすが人気店の証拠ということか。
ちなみにデジクッパの料金は7,000Wで、ビールは4,000W。日本円で約700円と400円。韓国の大衆的な飲食店で飲むビールは、大体400円と覚えておけば間違いない。日本のように店によって価格がバラバラということはない。
小鉢で味を楽しむ
白菜キムチ
まずはキムチ。これはそのまま白菜のサイズで出てくるが、店員がテーブルの上でハサミでカットしてくれる。そしてデジクッパが出てくるまで、ビールのつまみとして口へ運ぶ。これが最高なのだ。
ニラキムチ
続いてニラキムチ。これをデジクッパに入れて味を整えるが、ビールのつまみとしても最高。のびた箸が止まらない。
そしてデジクッパに欠かせないのが、アミエビの塩辛だ。塩っけが強いアミエビの塩辛をデジクッパに投入する。するとピリッと味が引き締まるのだ。
ピーマン&にんにく&玉ねぎ
一見唐辛子のように見える長細いピーマン。そしてにんにくと玉ねぎ。これらを辛味噌につけてポリポリと口にする。もちろん片手にはビール。これをやることで、釜山にいることを実感できる。
◇辛味噌はデジクッパに入れて味をつくる役目もあります
デジクッパ
メインのデジクッパは、デジとクッパが別々に出てきた。これは店によって最初からご飯が入っていたり、別々だったりするのが特徴。理由は店によって様々だが、ご飯を入れるとスープが濁るという理由がほとんどだと思う。
24時間以上煮込んだ豚骨と豚肉スープは、臭みがなくて飲みやすい。そして透明感もあって優しい味わいだ。一口味わうだけで、あぁこの店に入って良かったなと思える。
そしてちょっと塩分がほしいときは、アミエビの塩辛の出番。テーブルに置かれた塩や胡椒もよいが、僕はアミエビの塩辛が目当てで、デジクッパを食べるといっても大げさではない。
アミエビの次は白菜とニラのキムチを投入。様々な品で好みの味に整えていくデジクッパの楽しさがある。あぁ、シアワセ。
まとめ
おそらく釜山駅から一番近くて、なおかつ一番人気のあるデジクッパの店が本銭 (ポンジョン) デジクッパだと思う。人気店の噂通り、店の前には列をつくり、店内は活気に満ち溢れていた。
味はやさしく、豚の臭みもなく頷ける味わいだった。もし釜山駅周辺に滞在するなら、わざわざ西面(そみょん)のデジクッパ通りへ足を運ぶ必要がない。
胸を張って人へおすすめできるデジクッパ店だろう。
本銭 (ポンジョン) デジクッパ
住所:3−8 Jungang-daero 214beon-gil, Choryang-dong, Dong-gu, Busan
営業時間:8時10分〜21時30分
休日:旧正月と秋夕(チュソク)の当日
その他:日本語不可だが、店員の感じは良い今回の支払い:デジクッパ 7,000W、ビール 4,000W
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