韓国など9カ国で通信できるAISのプリペイドSIMカードをAndroid端末で使用しました
今回韓国へ渡航しましたが、スマホで通信するプリペイドSIMカードは、渡航前にamazonで購入してから韓国へ行きました。実際に使用してみると、設定も通信もとっても簡単だったので、今回はそのSIMの紹介をさせていただきます。
ソウル・仁川国際空港でSIMの購入
仁川国際空港に着いたらまずはSIMの購入。これ、とっても簡単で、出口を出たコンビニで簡単に購入ができます。店舗の入口に大きく「SIM」の文字が見えるので迷うことはありません。しかしデータ通信の料金は、30日300MBで3千円近くもし、ショートトリップの身としては、とても購入する気になりません。
◇29,900W?34,900W?目を疑います
AISのプリペイドSIMカード
とは言ってもSIMは絶対必要な旅のもちものです。そこで今回選んだ方法は、「AISのプリペイドSIMカード」を事前に購入することでした。AISとはアドバンスト・インフォ・サービス公開株式会社の略で、タイ国内最大のシェアを誇る通信事業会社なんです。そのAISのSIMが渡航先の韓国で使用できるとの事で購入に至りました。使用できる期間は8日間で3GBまでデータ通信ができます。
なお、通信できる国は韓国の他、日本、台湾、シンガポール、インド、ラオス、香港、マレーシア、マカオの9カ国で使用できるので、それらの国を周遊する旅や、日本でも使用できるので、渡航前に設定もできるんです。
amazonで購入
SIMはamazonで購入しました。料金は1,680円でしたが、現在は1,580円で購入ができるみたいです。(2017年2月21日現在)
なお、発送はamazonですが、販売は世界各国のSIMを取り扱う株式会社ワイズ・ソリューションズです。
梱包は頑丈でダンボール材質の封筒のなかに、さらに封筒に入って送られてきました。その封筒を開けるとSIMと説明書が入っています。
SIMの差し込み
SIMのサイズはnanoSIMとmicroSIMの2種類に対応。microSIMならそのまま差し込み、nanoSIMなら切り込みが入っており、手で簡単にカットすることができます。
続いてSIMの設定をします。僕が使用しているSIMフリースマホはASUSのZenfone3でSIMスロットが2つあります。スロット1には日本のSIMをそのままにして、スロット2に今回購入したAISのSIMを差してみました。なお、スロット2は小さなnanoSIMしか入らないので、カットしてからSIMトレイに乗せました。
Android端末のAPN設定
SIMは「APN設定」をしないと、通信はできません。ですが心配ご無用。説明書があるので、設定はとても簡単でした。以下ではその手順を紹介します。
- ホーム画面から「設定」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「データローミング」をONにして、「アクセスポイント名」をタップ
- 画面右上「メニュー」から「新しいAPN」をタップ
- APNの項目へ記入
名前:AIS
APN:Internet
ユーザー名:空欄
パスワード:空欄
認証方式:CHAP
記入が終わったら画面右下「メニューボタン」をタップして、「保存」をタップします。すると「APN」画面に戻るので、設定したAPNをタップすると完了です。
◇設定が完了するとAISからメールが送信されてきますが、無視して大丈夫です
以上でAndroid端末によるAISのプリペイドSIMカードの設定方法でしたが、iPhoneでも設定方法は同じです。APN項目への記入さえ忘れずにすることですね。
まとめ
今回ご紹介した「AISのプリペイドSIM」の良いところは、日本、韓国だけではなく、台湾、シンガポール、インド、ラオス、香港、マレーシア、マカオの9カ国で使用できるのが魅力的です。1週間ぐらいの旅なら、予め日本で購入しておけば、現地での時間節約にもなります。僕は今年の1月にラオスにいましたが、AISのSIMを購入しておけば良かったと後悔しました。
◇画面に光る「4G」のマーク。動きもサクサクです
そして満を持して韓国への渡航。日本でも使用できるため渡航前に設定ができるんですが、忙しかったため設定は、機体が仁川国際空港に到着してから飛行機を出るまでの間にササッと済ませました。設定してからすぐに電波をキャッチして安心したのを覚えています。
今後は日本を除いた上記8カ国の旅の際には、AISのSIMを事前に購入してから旅に出る事を決めた今回の韓国旅でした。
仁川空港でSIMを購入してみました (追加記事)
2017年5月、再び韓国・仁川空港を利用した際に、空港内のSIM売場でSIMの購入をしました。場所は出口を出て右の方面で、窓側にWi-Fiルーターのレンタルと並んで販売していました。受付は機械が発行する整理券を取り、液晶モニターに自分の番号が表示されたらカウンターに出向くシステムです。日本の銀行などで見かけるのと同じです。
SIMは「コリアテレコム」という韓国最大の通信事業者で、プランは3つありました。
5日間:27,500W
10日間:38,500W
30日間:71,500W
僕は短期滞在なので5日間のプランを選択しました。店員は僕のスマホのSIMのサイズを確認してからパッケージを開封し、SIMの差し込みは僕が自らやりました。というのもAPNなどの設定は何もいらないのです。SIMを差し込み、すぐに電波をキャッチすると、スマホの画面には4Gのマークが点灯しました。料金は高いので、日本でSIMを購入し忘れた際の保険としては十分にアリだと思いました。
*今回使用したスマホはZenfone3です
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