パイロットのストライキで話題のタイLCC「ノックエアー」からメールがきた!!
タイの格安航空会社「ノックエアー」からメールがきた。タイの会社だから言語はタイ語だ。不可解な文字を目の前にすると、黙って下を向くしかなかった。かと言って、それを英語に翻訳したところで僕の頭ではどっちもどっちなのだが内容は2月14日に発生したパイロットによるストライキのお詫びだった。知らない人もいると思うので、ストライキの日を振り返ってみる。
バレンタインデーだった2月14日の日曜日。パイロットたちがストライキを敢行。ノックエアーは9便のフライトキャンセルのためにドンムアン空港は大混乱したそうだ。乗客たちは他の会社の便へ振り替えたり、払い戻しなどで対応。最高責任者が自ら対応策を指示するという事態になったというわけだ。ストライキを起こしたパイロットはその後退職させたものの、さらに17人のパイロットが退職。現在はパイロット不足のために1日数本ずつが欠航する事態になっている。
では、なぜ僕がノックエアーからメールを貰ったかというと、ノックエアーの飛行機のチケットを購入しているからだ。まだ数ヶ月先の話しだが、ホーチミンとバンコク間をノックエアーで移動しようと計画をしている。
◇可愛いロゴのノックエアーは運賃の魅力も相まって、タイ人に人気のようです
ノックとはタイ語で鳥の意味だ。機体の塗装も鳥になっている。ドンムアン空港で見たときに可愛いと思ってしまった。僕は運賃の安さもさることながら、LCCにしては珍しい無料のお菓子提供や、荷物が15Kgまで無料というサービスを体験してみたく、ノックエアーに一度乗ってみたいと思って購入した。
ノックエアーは2004年にタイ国際航空が39%の出資をして設立したが、その後数年で経営状態が悪化した。おそらく採算が合わなかったのだろう。その後社員を削減し、倒産した航空会社の路線を引き継ぎ今日まできた。
そこにきてEASA(欧州航空安全局)の安全基準を満たすためにパイロットの安全基準を引き上げた。ところが一部のパイロットが失格となり組合が反発。ストライキが決行されたというわけだった。
話をメールの内容に戻すと、ノックエアーはこう言っている。
1.欧州での提携航空会社との連携を計画している。
2.EASA(欧州航空安全機関)の高い標準にあわせ、航空会社の水準を上げる変更をパイロットは受け入れなかった。
3.突然のパイロットによるストライキとその後の辞任。パイロットが十分ではなかったため、いくつかのフライトをキャンセルする必要がある。
4.ノックエアーは当局と問題を議論し、解決策を一緒に見つけることができる。
5.パイロットは現在募集をしており、新しいパイロットを探す能力が当社にはある。
6.パイロットの配分によりキャンセル便が生じ、影響を受ける乗客がいる。
7.ノックエアーは旅行の前に乗客に知らせるために連絡をする。詳細の変更、フライトの変更、乗客に詳細補償がある。
8.さらに情報を希望の場合はノックエアコールセンターにお問い合わせいただくか、ご確認ください。
メールの送り主は最高経営責任者のサラシン氏からだった。
僕は果たして数カ月後のホーチミンーバンコク線に搭乗できるのだろうか。それともキャンセル便が生じて影響を受けるのだろうか。不安が募る。異国のLCCを個人で利用するということはそういうことである。
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