温暖なビエンチャンからジンエアーで極寒なソウルへ移動
2015.01.02(5日目)
DORESDEN LAOにて充実した夕食を済ますと、韓国ソウル行きの便に乗るため路上に停まるトゥクトゥクでワッタイ国際空港へ向かった。
トゥクトゥクの運賃
市街地から空港まではトゥクトゥクを選んだ。事前の情報によると40,000Kまで値切れるとのことで、その通り実践すると難なく成功した。
・市街地→ワッタイ国際空港:40,000K
◇暗闇を走るトゥクトゥク
ワッタイ国際空港
ワッタイ国際空港には10分ほどで着いてしまった。街の中心部から空港は近い。
チェックインカウンターは混雑していることもなくすんなりと発券され、イミグレーション、手荷物検査となんなく出国した。
ワッタイ空港は国際空港の名からは想像しぬくいほど小さく、コンパクトな空港である。
僕が搭乗する便は、LJ052便。韓国LCCのJINAIRだ。出発時間は23時55分。機内で睡眠をとり、夜明けは韓国・ソウルという具合だ。
ジンエアー LJ052便
シートは3−3の配列。ビエンチャンへの往路でもジンエアーを利用したが、機内の音楽は葉加瀬太郎氏を彷彿させる音楽が流れていて心地よい。
機内食
ジンエアーはLCCにもかかわらず機内食が出る。深夜便ということもあってか、軽食レベルの機内食だったが、とても嬉しいサービスと感じた。
ソウルでの出来事
この旅初日の日本から韓国への入国はすんなりできたのだが、今回のラオスから韓国への入国は戸惑った点がひとつあった。それは「健康に関するカード」だ(おそらく)。昨今のエボラ出血熱の発生からカードの記入が義務付けられていると思われるが、なにせすべてハングル文字のカードで全く意味不明。だから、それが健康に関するカードかも本当は分からないのだが、不思議なもので入国カードと税関のカードとは別のカードがあれば、それとなく分かるものだ。とはいうものの、入国カードも税関カードも結局はハングル文字であり、空港到着後に日本語表記のカードに記入することとなった。(健康に関するカードは、「ラオスから来た」と伝えたら無記入で通してくれた)
さて、帰りの韓国では一泊するのだが、特に行きたい場所も無ければ調べてもいない。これが暖かければ何となく街を歩くのも悪くないのだが、ここは極寒の韓国ソウル。僕は寒いのが苦手なうえに、せっかく治った風邪をぶり返してしまうかもしれない。これは困った。
普通列車でソウル駅へ
仁川国際空港からソウル駅へは「A'REX」(エーレックス)というノンストップの高速鉄道が出ていたが、のんびりと各駅停車の普通列車で行くことにした。時間はかかるが、その分運賃は安い。
・仁川国際空港→ソウル駅:3,800ウォン(約56分)
ソウル駅に到着
ソウル駅の外に出てみると、特に心踊る場所ではない気がする。そしてアスファルトの底から寒さが凍てつき、それは冷蔵庫というより冷凍庫の感覚だ。それでは再び駅構内に入り寒さをしのぐと、夜中の移動で睡眠不足にも関わらず、何となく腹が減るというもの。温かい食事を求め駅構内にある食事処へ向かった。
スンドゥブチゲで温まる
ソウル駅に着くと、朝食をとりに駅構内の食事処へ向かった。
選んだメニューは見るからに辛そうな豆腐チゲだ。何も言わなくてもライスと小鉢は付いてくる。この豆腐チゲは正式には「スンドゥブチゲ」というらしい。スンドゥブとは豆腐の意味だそうで、辛いけどマイルドな舌触りでとても美味しい。東南アジアの辛さも良いが、韓国の辛さもまた良かった。
・スンドゥブチゲ:8,000ウォン
ソウル駅から新村へ
さて、食事を終えても行きたい場所が見つからない。明洞や東大門に行って買い物などは興味が無い。何にも無いラオスでこんな思いはしなかったのに、物にありふれた韓国でこの思いとは一体なんだろう。とりあえず、韓国の渋谷みたいな街だろうと、学生街の新村(シンチョン)に向かった。ほとんど一睡もしていない僕は近くのサウナで仮眠をとると、極寒の新村を歩いていた。
◇寒さのせいか?昼間の新村は人が少ない
◇アパレル関連の店舗が目立ってお洒落です
◇カップルの姿も目立ちます
◇飲み屋街もありました
地球の歩き方MOOKハンディ ソウルの歩き方2017-18 (地球の歩き方ムックハンディ 海外 3)
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