チェンマイ寺院観光の定番!ドイステープへレンタルバイクで行ってみた
2015.09.20(4日目)
今日はチェンマイで最も有名な観光名所「ドイステープ」へ行く。
ドイステープとは標高1080mのステープ山にある寺院で、チェンマイで最も有名な観光名所といっていいだろう。移動手段はソンテウのチャーターがメジャーだが、料金が400B以上する事と、自由に移動をしたい思いから、バイクを借りることにした。
レンタルバイク
チェンマイのレンタルバイク屋は街の至る所にあって料金も様々。僕はターペー門からほど近い「Mr.MECHANIC」で借りることにした。
◇「Mr.MECHANIC」の場所。ターペー門からお堀の内側を北へ歩けばすぐだ
振り返ると海外でバイクを借りるのは初めてだった。仕組みはよく分からないが、タイは案外ちゃんとしているイメージなので、日本のシステムとあまり変わらないだろうと思い入店した。
男性の店員にバイクを借りたい旨を伝えると、何語だか分からない言葉を色々と言っているが、これがさっぱり分からない。分かったのは、料金は24時間で200Bと250Bの2種類。困ったことにこの2種類もよく分からないが、250Bの方を選んだ。おそらく排気量だろうか。こういう時は、高い方を選べば間違いない。
チェンマイでは無免許運転の数が多く、近年取締りが厳しいらしい。もし捕まったら400B以上の罰金だろう。タイでは国際ライセンスが無くても貸してくれる店は多いが、事故には気をつけた方がよいと思う。いくらタイとはいえ、事故を起こしたらマイペンライとはいかないだろう。
Mr.MECHANIC
場所:ターペー門からお堀の内側を北へ徒歩2分
料金:200Bまたは250B/24h パスポートの預け有り、ヘルメット貸出込
東南アジアでバイクを運転するのは、細やかな夢だった。とても嬉しい。そして東南アジア各地で見かけるバイクはスタイリッシュで格好いい。ましてやバイクを運転するのは10年以上振りだから、なおさら嬉しい気持ちだ。
ちなみに自動車税のシールには、2558と書いてある。これはタイの仏暦で、この数字から543を引くと西暦になる。
「2558-543=2015年」
自動車税が切れたバイクで取締りにあい、罰金を払うケースがあるみたいなので注意が必要である。
◇出発したら、まずはガソリンを入れます。タイでは返却時に満タンにする必要はありません。4分の1くらい入れて80Bでした
ターペー門からドイステープへの道のり
ターペー門からドイステープへは、約17kmで40分の所要時間。セントラルデパートメントストアの前を通り、チェンマイ動物園を過ぎたら山道へ。ひたすら直進なので難しくはない。
道中の景色
ステープ山の途中にある寺院。このお寺で参拝してからドイステープへ行くのが正式な参拝の仕方らしい。観光客は素通り。タイ人しかいなかった。
道中バイクを降りて見えるチェンマイの街並みに、気分爽快、超気持ちいい。
山道を走ること約40分。無事にドイステープに到着した。
ドイステープへの入口
ドイステープへの入口は階段を上った先だが、まずは土産物屋の階段を登らなければならない。
土産物屋の階段を登り終えると、再び長い階段が見えた。どうやらこの長い階段を登るらしい。まるでマレーシアのバツーケイブみたいだ。
階段の脇には2体の龍が見える。タイの神話に登場するナーガなんだとか。ところで龍の数えは体?匹?頭?どれが正解なの?
300段以上の階段を登りきると、チケット売り場があった。外国人は有料である。
◇入場料:30B 「この穴はなんですか?」
ドイステープ境内
チケットを購入して境内へ入るが、寺院のなかは土足厳禁。ここで靴を脱いで入場した。
すると金色に輝くチェディ(仏塔)が正面に見えた。これはなかなか綺麗である。
ところでドイステープは、チェンマイのクーナ王統治時代の1383年に建てられたそうだ。高さ22mの金色に輝くチェーディ(仏塔)の中には、仏舎利(ブッダの遺骨)が納められている。これは凄い。ブッタの遺骨……考えても想像がつかない。
◇ロウソクと蓮の花を売っている売店
参拝の仕方はロウソクと蓮の花、さらにお経が書いてあるシートを手に、時計周りに3周する。最後にロウソクに火をつけ、蓮の花を置いたら終わり。
「あなたはなにを願いますか?」
そしてドイステープで有名なエメラルド仏も当然ある。エメラルド仏は、バンコクのワットプラケオにもあったような気がする。
「エメラルドって確か石だよね? なんだか昭和のジュースの瓶に見えるのは信仰していないせい?」
帰国後に気づいたが、写真より実物で見たほうがキラキラしている。
タイで徳を積む。幸せの心得です。
信仰深さは、ココに来ると分かります。
結構雰囲気のある場所でした。
◇参拝を終えると、再び長い階段が待っていました
帰りは滝を見に行く
乗ってきたバイクでステープ山を一気に下ると、途中に「Mon The Than Waterfall」の文字が見えた。
「Waterfall? そう、滝のことだ」
せっかく借りたバイクを活用するためにも、寄り道をしていくことにした。
入場料は120B(約395円)。ケチくさい話しだが、少し高い。滝はチケット売場から滝のある場所まで約3キロあるが、バイクと徒歩では料金が違う。完全に足元を見ている料金設定で、少し腹立たしい。
◇道中は山道。こんな所を徒歩では勘弁です
◇滝に到着!周辺はキャンプ場のようです
水量は少ないが、まずまず綺麗な滝だ。本音を言えば、もう少し豪快な滝の方が好みである。
滝ではタイ人カップルを撮影させてもらった。外国人、特に若い人はSNSのプロフィール画像しかり、ポージングに慣れている。そこになんの恥じらいもない。画になっているではないか。
滝のさらに上へ登ると……
更なる滝の姿があった。暑ければ滝に打たれたい気分だが、チェンマイの山の中は涼しくて、水の中に入る気分ではなかった。
滝の音。水の音。せせらぎ。森のにおい。
青い空、みどり。
自然のなかに身を任せる。
旅っていいね。
最後に筆者から
ステープ山の滝を見ている最中に、霧雨が降ってきた。そのせいでとても肌寒く、辺りは薄暗くなってしまった。これはまずい、早く帰らなきゃという思いになったが、街へ出てくると景色は明るくとても暑いではないか。やはり山と街の天候は違うのである。
そして何よりバイクの運転はとても楽しかった。街なかの暑さも吹き飛んでしまうくらい、チェンマイの風を体に感じて運転するバイクに、幸せな気分に浸ったのであった。
ドイステープ
住所: Su Thep, ムアンチエンマイ チエンマイ 50200 タイ
営業時間:不明
定休日:不明
入場料:30THB
所要時間:ターペー門からバイクで約40分
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