【タイ】僕が気に入ったチェンマイ寺院!BEST5はコレだ!!
タイと言えばやはり仏教寺院。
今回僕が訪れたチェンマイでは、寺院の数が100以上とも言われている。さすがに全部の寺院を訪れることはできなかったが、僕が気に入った寺院をBEST5方式で紹介したい。(2015年9月)
- 第5位 ワット・インタキーン・サドゥームアン
- 第4位 ワット・プラシン
- 第3位 ワット・ドイステープ
- 第2位 ワット・パンタオ
- 第1位 ワット・チェディルアン
- 番外編 ワット・シースパン(シルバーテンプル)
- タイ仏教寺院のまとめ
第5位 ワット・インタキーン・サドゥームアン
三王記念像のすぐ近くにある小さな寺院はライトアップされる夜がお薦め。チェンマイの静かな夜にはピッタリの寺院だった。
金色の仏様の後ろに鎮座する白い仏様。細い目つきが特徴だ。
三王記念像。チェンマイにゆかりのある3人の王なんだとか?
◇ワット・インタキーン・サドゥームアンの場所
第4位 ワット・プラシン
ワットプラシンは、チェンマイの寺院で最も格式のある寺院と言われている。ランナータイ王国のメンライ王時代に建立され、700年の間ランナータイの首都であったチェンマイにとって重要なお寺のようだ。
本殿正面には金色の仏様。
本殿の裏手にまわると、ドラゴンがいた。ドラゴンはタイ神話に登場する大事な生物らしい。
鮮やかな金色に、細かい装飾。思わず見とれてしまう。
本殿の横にお堂があった。
そのお堂の側では若い僧侶が大勢いた。
タイ国民の90%が仏教を信仰している。タイ国憲法では信仰の自由が保護されているが、仏教徒でなければ国王にはなれないとか。
◇ワット・プラシンの場所
第3位 ワット・ドイステープ
ターペー門から約17km。標高1080mのステープ山にある寺院がワット・ドイステープだ。チェンマイへ訪れた人なら誰しもが行く観光名所だが、地元のタイ人も多く、大変な賑わいを見せている。
ワットドイステープといえば、やはり巨大な金色の仏塔、チェディだ。高さは22mあると言われ圧巻のひとこと。
境内にはエメラルド仏の存在に目を惹かれる。実際には翡翠(ヒスイ)製と言われている。
優しい表情の仏様。
チェンマイで有名な寺院のワットドイステープは、やはり一度訪れるべし!
◇ワット・ドイステープの場所
ワット・ドイステープへ行った話しはこちら!
第2位 ワット・パンタオ
旧市街地の中央にあるワット・パンタオ。重なりあう屋根が特徴的な造りは、木造のランナー様式だ。
この寺院はマホータラプラテート王の宮殿だったため、王様のシンボル「孔雀」の形のドアが作られている。
金色の仏様が鎮座しているが、ここの仏様は体が細く、顔もシュッとしているのが特徴的だ。
かつては翡翠製のエメラルド仏が安置された由緒正しき寺院。そして、木造の寺院に心落ち着く日本人は少なくないだろう。僕もそのうちの一人である。
◇ワット・パンタオの場所
第1位 ワット・チェディルアン
旧市街中央に位置するワット・チェディルアン。
チェンマイ寺院のなかで、訪れる人の数は1,2を争うと言われている。
僕が見たチェンマイ寺院のなかで、一番美しいと思う。
中に入ると天井が物凄く高く圧倒される。そして両脇に並ぶ柱が壮大なのだ。だから数多くの僧侶が小さく見える。面白い光景だ。
ワット・パンタオ同様、こちらの仏様も細くてシュッとしているのが特徴。
◇ワット・チェディルアンの仏塔(タイ国政府HPより)
実はこのワット・チェディルアンへ訪れた際、仏塔を見るのを忘れてしまった。寺院もさることながら、仏塔も有名なのがワット・チェディルアンなのだ。なんて勿体ないことをしてしまったのだろう。それくらい寺院の居心地がよく、居座ってしまった。ということで、ワット・チェディルアンが僕のなかで1位でした。
◇ワット・チェディルアンの場所
以上、チェンマイ寺院巡りBEST5でしたが、もうひとつ番外編を紹介したい。
番外編 ワット・シースパン(シルバーテンプル)
旧市街、お堀の南に位置するワットシースパンは、サタデーマーケットが開催されるウアライ通りから一歩入った場所にある。
敷地内へ入ると金ピカな寺院が目に入るが、ワット・プラシンやワット・チェディルアンに比べると規模は小さい。
そして注目はこちら、シルバーテンプル。銀色のお寺だ。
全面銀装飾の寺院は、金ピカ一色のタイ寺院のなかでも異彩を放つ。
細かな彫りに目を奪われるのはもちろん、ここは人が少なく落ち着いて観光することができる。
◇ワット・シースパン(シルバーテンプル)の場所
タイ仏教寺院のまとめ
僕はタイの寺院が結構好きだ。金ピカ一色の視点で見るとどれも同じに見えてこなくはないが、細かな装飾もさることながら、仏様の表情や顔の大きさ、体の大きさなどそれぞれ。そして本堂の内部の壁に描かれた仏教画も見どころのひとつだろう。
さらにチェディと呼ばれる仏塔に目を奪われる人も少なくないはず。実はこのチェディの種類も台座や本体の形などが違う。バンコクで目にしない形のものが、東北部や南部に行くと存在していたりする。
僕はバンコク、そしてチェンマイの寺院を巡って気づいたことがある。それは、寺院の敷地内、またはその近くには学校があることが多い。まさに日本でいうところの寺子屋であろう。王室寺院のなかには、僧侶に高度な仏教学を授けるための、仏教大学を構えている場所がある。それは王族自らが建てた第一級から一般人が建てた第三級まで10段階に格付けされている。
その中でも一番格上の第一級。さらに第一級の中でも最高位の「第一級ラーチャウォーラマハーウィハーン」と呼ばれる位で一番有名なのが、バンコクにあるワット・ポーだろう。
◇ワット・ポー(2013年撮影)
ワット・ポーはラマ3世時代に造られ、全長46m、高さ15mの黄金に輝く寝釈迦仏。バンコクへ訪れた人なら一度は見たことがあるのではないだろうか。また、タイ古式マッサージの総本山としても有名で、境内にはマッサージ学校もあり、ここでマッサージを学ぶ日本人も多い。
ということで、「チェンマイ寺院巡りBEST5+番外編」は終了!
チェンマイは北部に位置しているが、日中はとても暑い。数日に分けて観光することをお薦めしたい。少しでもチェンマイ寺院巡りの参考にしていただければ幸いである。
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