【タイ】病人の食事と思っていたお粥!チェンライで食べたお粥が超絶旨かった
2015.09.23(7日目)
チェンライの薬局で無事に風邪薬を購入できた僕は今夜の食事を考えていた。微熱があるせいか食欲はそんなになかったが、薬を摂取する前になにか胃袋にいれておきたいなと考えていた。
屋台の粥屋
時計塔があるThanon Baanpa Pragarn Rdを歩いていると、屋台の粥屋を発見した。
「風邪をひいているときは粥だろ!」
僕の脳裏にピンときたので迷わず今夜の食事は粥にすることに決めた。
◇今回の位置関係。時計塔の近くにある屋台の粥屋へ
店は小さな屋台。その店先に掲げた看板が可愛らしい。粥の料金は25B(約82円)で、そこに卵を入れると30B(約100円)になる。
僕はアジア各国の粥文化は知っていた。今回タイに来る前に寄った香港でも粥文化があり、「朝食は粥」みたいなところがある。そして今いるタイでも粥文化はあり、主に朝食に食される事が多いと聞いていた。それが夜でも粥屋が開いており、客で賑わっているとは知らなかった。
なぜなら僕は粥に全く興味がなく、どこかで「粥は病人の食事」みたいなところがあった。子どものころ風邪をひき、母が作ってくれた粥は味気のない梅干しがひとつ載った粥。美味しくはなかったが、これが病気のときの食事だと思って食べていた。どうしてもそのイメージが未だにあり、幾度となく訪れたタイでも、数日前まで滞在していた香港でも粥に心は動かなかった。
チェンライの粥
しばらくしてテーブルに運ばれてきた粥。それは想像を超えた見栄えだった。あのぐちゅぐちゅした白米の上に梅干しがひとつ載った粥ではない。千切りにした生姜がたっぷり載っていて、とても美味しい。粥というよりはスープご飯に近い感じだ。そこに半熟の卵を溶かせるとさらに美味しさは増す。さらに途中からオイスターソースや胡椒をかけ、色んな味を楽しんでみた。これで30B。約100円。言うことはない。
◇たっぷり入った生姜のおかげだろう。身体は芯まで温まった
過去の体験と思い込みがアジアでの粥に手が伸びなかった理由。こんなに美味しかったならもっと早く口にしていればよかった。僕は風邪が良くなった翌日もこの粥屋に足を運んでしまった。どうやらタイでの好きな料理がまたひとつ増えたようだ。
◇すぐ近くに賑わうレストランがある
◇そしてライトアップされる奇抜な時計塔。これを見てから帰るのがチェンライでの日課だ
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