LCCで気軽に沖縄滞在のススメ 〜旅のあとがき〜

f:id:TommyBackpacker:20151230150202j:plain

沖縄滞在:2015.11.27〜30

4日間に渡った、ちょっと気軽に一杯沖縄の旅が終わった。ふざけたタイトルにも思える内容だが、これを可能にさせてくれたのは格安航空券のLCCの存在だ。現在沖縄と本土を結ぶ国内線のLCCは、スカイマーク、バニラエア、ジェットスター、ピーチ、ソラシドエアの5社が存在しており、セール価格で購入をすれば今回のような軽い気持ちで飛び立つことができる。

スポンサーリンク
 



また、海外の中国、香港、台湾、韓国からのLCC就航が多く、今沖縄はインバウンドの波が押し寄せている。その証拠に2014年には国内外あわせて700万人以上の人が沖縄へ訪れており、過去最高の数字だそうだ。とっくに沖縄ブームが過ぎ去ったと思っていた僕には驚きの数字だ。そこに加えてピーチが来年2月20日から成田ー那覇線を新規就航することが決まっており、沖縄を巡るLCCの競争はさらに加熱することだろう。

ただ、喜んでばかりもいられない現状もある。それは沖縄からのアウトバウンドは見込めないという現実だ。沖縄はなにも本島だけではなく、宮古、石垣、久米などの離島もある。とりわけ本島と離島を結ぶ路線の搭乗率が悪くなるとすぐさま撤退する現状があり、近年ではスカイマークが那覇ー宮古線から撤退をしたことは記憶に新しい。今後沖縄のインバウンドはLCCの存在で左右されることは間違いないのだろう。

一方で旅行者にとって近隣の海外、韓国、中国、台湾、香港へのLCC航空券の存在がある。それは目を疑うような運賃で販売しており、沖縄と比較すると「台湾でも行こうかな」となる気持ちもある。

スポンサーリンク
 


しかし、僕みたいな酒飲みの観点から見ると、沖縄ほど安いところはない。生ビールのジョッキは200円から提供している店もあり、バーに入っても生ビールは600円で、嬉しいことにジョッキで提供される。それが香港となると約千円になり、台湾と韓国ではさほど変わらない。

f:id:TommyBackpacker:20151224182448j:plain


もっとも僕みたいな一杯飲みに沖縄へ行く奇特な人はいないだろうが、コストパフォーマンスは近隣の海外より沖縄の方が断然優れているように思えた今回の旅だった。今後は忘れかけていた沖縄を取り戻すわけではないが、また足を運びたいと心に決めている。

先日友人との会話でこんな質問をされた。

「沖縄に行って何も見ないの?」

どうやらその友人は、首里城や美ら海水族館、今帰仁城跡などのことを指しているみたいだったが、これらは過去に何回か行っている。ゲストハウスで知り合ったアメリカ人と2人で水族館に行ったこともある。その相手は残念ながら金髪美女ではなく青年だったが、車中でエミネムの音楽を聴きながらその馬鹿げた歌詞に大笑いするアメリカ人に、英語が分からない僕は笑えなかった苦い思い出が懐かしい。

話は戻るが、友人から見て僕は何も見ていないように見えるらしいが、僕にとって沖縄はもうこんなもんでいいと思っている。旅は観光を終えた2度目、3度目からが結構重要と思っていて、滞在型の旅が退屈に感じるようだとその土地は合わないような気がしてならない。そういった意味では十数回訪れている沖縄は、風を感じられれば満足な土地なのだ。

f:id:TommyBackpacker:20151230150650j:plain


その沖縄の魅力を皆に伝えるには、当ブログの記事ではガイドブック代わりにならないと承知のうえだが、城や城跡、日本最大級の水族館、戦争の歴史を知ることができるひめゆりの塔など観光名所はたくさんある。また、沖縄には何と言っても綺麗な海がある。ダイビングやシュノーケルをしては、透明感のある海と色とりどりな魚に興奮することは間違いないだろう。僕も久米島で体験ダイビングをしたことがあるが、忘れられない思い出となっている。そして、名護より北へ向かえば、亜熱帯特有のマングローブのジャングルに冒険気分を味わうことができ、海とは違った体験もまた楽しい。

まだ沖縄へ行ったことがない人は一度でいいから訪れてほしいと思う。そして沖縄の風に魅了され、病みつきになってくれることを願う。

f:id:TommyBackpacker:20151230150728j:plain
*「ジェットスターで行く!ちょっと気軽に一杯沖縄の旅'15」は、この記事をもって終了です。読んでいただきありがとうございました。

Without Me

Without Me

  • エミネム
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

スポンサーリンク
 

当ブログに掲載するコンテンツ(テキスト、画像等)を無断に複製・転用することを禁止します。 Copyright ©2020 バックパッカーに憧れて All Rights Reserved.