勤め人には辛い長期休暇!会社にバレてる海外旅行はベトナム南北縦断旅!!

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2016.04.28

僕はいまタイ・バンコクのドンムアン空港にいる。心地よい初夏の陽気がした東京と一変、バンコク特有の暑さに加えて若干の湿気が伴い、東南アジア独特の空気に包まれている。これを感じると、あぁ来たんだなと実感をするので嫌いじゃない空気だ。

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さて、今回の旅はタイ・バンコクが目的ではなく、ベトナムの首都ハノイが目的だ。そのハノイからホーチミンまでを南下するのが今回の旅である。まずは東京からベトナムへの移動の話しをしたい。東京とベトナムを直行で結ぶ路線はJAL、ANA、ベトナム航空などその手段に困らない。しかし、安価な航空券となると、そう簡単にベトナムの地は踏めない。となるとどこかの国で乗り継いでベトナム入りとなるわけだが、移動の楽さや、運賃の安さを考えると台湾経由のような気がする。

大手代理店で購入すればチャイナエアラインがその代表格。ゴールデンウィークでも往復4万円台での購入が可能だ。これを独自に航空会社で購入となると、タイガーエア台湾となるが、シンガポールを経由するため敬遠してしまう。また、ベトナム中部のダナンが目的であれば、香港からLCCの香港エクスプレスでダナン行きの路線もある。日本と香港を結ぶ路線は元々安いが、セールを利用すればさらに安く渡航できる。

また、LCCといえども少々運賃は高い、韓国のジンエアーもハノイとダナンに就航している。日本と韓国を結ぶ路線も香港同様、LCCのイメージ通りに安い航空券を取得できる。

では、なぜ僕はバンコクにいるか。それはエアアジアで購入したからだ。例えば東京からホーチミンに向かうには、羽田ならマレーシアのクアラルンプール経由。成田ならバンコク経由となる。これが首都・ハノイとなると羽田からはなく、例えばバンコクまでの航空券とバンコクからハノイの航空券を別々に購入しなければならない。一方、成田となるとバンコクでの乗り継ぎ券で行くこととなる。

そのエアアジアで航空券を取得したのは昨年に開催されたビッグセールだった。エアアジアでは年に4回ほど、大規模なビッグセールを開催している。成田からバンコクを経由してハノイへの片道航空券が1万5千円だった。ゴールデンウィークの時期を考えたら悪くはなかった。

しかし安価なセール航空券は早期購入という不安が常につきまとう。それは行けなくなったらどうしようというやつだ。日本で勤め人をやっている身としては、自由には休めない辛い現実がある。これを人は当たり前でしょと言う。十分心得ているつもりだが、その現実に肩を落とすしかなかった。

行けなくなったらどうしよう。

今回その現実を初めて実感することになった。休みが正式に決まったのが出国の2日前。滑り込みセーフというやつだ。航空会社のテレビCMでは、今年のゴールデンウィークは最大10連休と謳っている。しかし、僕の連休は祝日と公休に有給をプラスした15日間だった。長期の休暇を心配してか、勤務を管理する上司に呼ばれた。てっきりいいかげんにしなさいと注意を受けると思っていたが、僕が休む代わりの代務者の心配だった。これにはほっと胸をなでおろした瞬間だった。

だが、現場の実務者には代務してもらう現実がある。これが決定したのが出国の2日前という具合だったわけだ。この経緯を職場の1人に話した。すると「皆に感謝ですね」と笑顔で返答された。顔は笑顔だったものの、感謝しなさいよという空気感を覚えた。その人は女性だ。女性は怖い。全うな厳しいことを笑顔で言うテクニックを持っている。

それに加えてこんな話しも出た。

「会社のみんな、Tommyさんが海外へ旅してるの知ってますよ」

これには驚いて腰が抜けそうになった。僕は長期で休みを取得しても一部の人を除き、特に理由は話していなかった。帰ってからも旅の話しはしないし、僕が旅好きとは知らないだろうと思っていた。別に隠すような話しではないが、病気以外で長期休暇を採ることに小言を言う人が1人でもいると話すのが面倒くさく、なるべくこっそりとやっていたかったのだ。

でも考えたら無理も無いだろう。長期で休めば「あの人何してるんだろう」というのも頷けた。休みが採れたことに感謝はしている。その感謝を物で表すのがお土産の存在となるが、それもまた面倒くさい存在なのだ。僕は行く行くは海外を手ぶらで行けたらと思っている人間だ。そうでなくても機内持込みの重量制限があるLCCの現実がある。

しかしながら今回ばかりは感謝の気持ちを込めて、出来る限りのお土産を購入して帰国をしようと思う。これからは旅の話しも積極的にしよう。「あぁ、こいつなら仕方ないな」と社内で諦めてもらい、長期休暇の旅を応援してもらおうじゃないか。そう胸に秘めながら、僕はいま深夜のドンムアン空港のベンチで体を休めている。

  

 

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旅の日程と航空券

日程:2016年4月27日から5月11日
航空会社:エアアジアX
往路:成田→(バンコク経由)→ハノイ
復路:ホーチミン→バンコク→成田

航空券を購入した当初は、ハノイからディエンビエンフー。そしてラオスの国境を超えて、ルアンパバーンへ。その後バンビエン、ビエンチャンと南下をし、タイのバンコクまでのルートを考えていた。しかし、ベトナムは出国の航空券がないとビザなしの入国が厳しい現実がある。ニセの旅程表をと脳裏をよぎるが、ラオス北部は今後の機会に作ったので、今回はハノイからホーチミンまでベトナム縦断の旅に切り替えた。よって、ホーチミンからバンコクまでは別途、LCCの航空券を取得した。

旅のルート

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航空会社はエアアジアX。まずは東京・成田からバンコクへは約6時間40分。20時15分に成田を飛び立つと、バンコクには現地時間の0時55分に到着。ハノイへの便は早朝6時45分発で到着は8時30分。約2時間のフライトが待っている。

ベトナム縦断のルート

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ベトナムの首都、ハノイから南下をし、中部フエ、ホイアン、ダナンに滞在。その後ホーチミンに移動する。ベトナムには南北を結ぶルートで、乗り降り自由なオープンチケットのバスがあるが、ダナンからホーチミンまでは飛行機を利用する予定だ。これらの土地はベトナムを縦断するルートのよくありがちな行程だが、これをバスでじっくり巡るとなると僕には3週間、いや1ヶ月でも足りないくらいだ。本来ならばハーティンやニャチャン、バンメトート、ダラット、ハーティエンなども巡りたいところである。

旅の持ちもの

今回も3月の台湾旅行で使用した3WAYバックを使用する。本来2〜3泊くらいの旅にちょうどいいと思うが、約2週間の旅で可能なのか試していきたいと思う。中身は2〜3日間程度の衣服とノートPC。あとはそれに関する機器であり、大した荷物はない。

旅の意気込み

旅は毎度楽しみであるが、今回は特に楽しみだ。と言うのも、じっくり滞在型の旅ではなく、移動型の旅になるからだ。直近で小さい移動だと昨年のタイ・チェンマイ、チェンライくらいだが、今回くらいの移動となると数年前のマレーシアからタイへ北上した旅以来かもしれない。

最後に筆者から

今回のベトナム旅行記も、最後までお付き合いしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。それでは行ってきます!!

 

 

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