築40年超えの戸建て住宅の和室をDIYプチリフォームで客間へ変身

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バックパッカーに憧れてが取り組んでいる、東京の空き家を民泊に蘇らすプロジェクト。前回は共有スペースのキッチン&リビングのDIYプチリフォームをお届けした。今回はその続編。客間に使用する和室のDIYプチリフォーム編をお届けしたい。

>>>前回までの様子はこちら

 

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客間のDIYプチリフォーム

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主を失った2階の和室。ここを客間として使用する事は決まったが、当然このままでは使用できない。1階のキッチン&リビング同様に、DIYプチリフォームに取り掛かった。

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使わない着物タンスをひとつ処分をし、ほぼほぼスケルトンな状態になった。タンスで隠れていた東側の窓が顔を覗かせると、部屋が明るくなった。

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まずはタンスで隠れていた窓のサッシの掃除から始めた。このサッシが日を浴びるのは何年振りのことだろうか。大量に溜まった埃をドライバーと歯ブラシを使って拭き取る。そして和室の壁はシンプルに白で塗った。塗りは1回塗りで終了。天井と柱部分は1階同様、着色ニスで仕上げた。

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◇あ〜、気持ちいい

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さて、和室の入口部分にある押入れのような空間。かつて床の間があった空間なのだろうか。どうにもこうにも中途半端なこの空間を、限りなく床の間に近い空間へ変身させた。

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和室の壁が白一面に対して、アクセントカラーで青に塗り、そこへ掛け軸を飾った。立派な床の間に比べれば見劣りするかもしれないが、死んでいた空間が蘇った瞬間だった。

アートな階段

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築40年超えの薄汚れた階段の壁。これ、通常ならば白のペンキで綺麗に仕上げるところだが、絵を描くことにした。ただ塗るのも飽きてきたところで、皆のテンションがあがる。

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◇絵の具が散乱する我が家の廊下

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まず玄関から見える位置に、isLogのishikawaさんとやかんが富士山を描く。ここは決して風呂場ではない。

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そして僕はキッチン側から見える位置に、絵の先生でもある大ちゃんの母による指導をえながら摩天楼をイメージした景色を描く。

 

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◇富士山と摩天楼の間には、日本の花火を描きました

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きしむ床

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階段下の床が経年劣化できしんでいた。さて、ここをどうするか。悩んだ末、厚めの板で上から補強することにした。

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きちんと寸法を測り、2枚のパイン材を床に打ち付ける。

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そして木と木のつなぎ目や釘の部分を加工をし、着色ニスで仕上げると、違和感なく床が仕上がった。まるで元からあった床のようである。

あんなことこんなこと

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DIYプチリフォーム期間は色々なことがあった。例えば2階にあった家具の移動。狭い階段を降ろすにも、そこから先がどうにもこうにも抜け出せない。最後は2階に再び戻し、ベランダから2人で降ろすハメになった。しかもロープなどは使わず自力で降ろす無謀っぷり。いや〜、疲れたな。

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ほうきを持って遊ぶ筆者。いや、遊んでいるのではなく、真剣にやっているのだ。

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長い脚立が無いと作業ができない天井高の部分。ローラーをほうきの柄の部分にくくりつけて、ペンキを塗った。いやはや、これも思い出深い出来事だった。

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とにかく連日ペンキや絵の具を使う作業が多いことから、毎度手はペンキだらけ。手だけではなく、シャツ、ズボンにもペンキの跡ができた。リフォーム屋さんって大変なのね。

完成

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主を失った2階の和室。大きなタンスが二つもあり、圧迫感がある印象だった。
それが……。

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すっきりとした温かみのある空間へ蘇ることができた。いや〜、なかなか感動モノである。

最後に筆者から

DIYプチリフォーム期間は約40日。その内丸々1日作業した期間は13日間だった。これは僕が仕事で家を空けたからである。家の痛み具合にもよるが、つきっきりで作業ができれば、2週間もかからないで完成することだろう。

それにしても40年前の物件だからか分からないが、ずさんだなと思う箇所が幾つかあった。それは隙間だ。例えばブレーカーとケーブルの間や、シンクと壁の間など、今の建築物ではありえないような隙間を多く目にした。これらの箇所は虫などの侵入経路になるので、きちんと探し出し、パテで埋める作業も重なった。築年数の経った昭和の家に住むということはこういうことなんだと、引っ越してから気づいた瞬間だった。

さあ、これでいよいよ民泊開業の準備は整った。
楽しみな日々が今始まろうとしている。

*この記事はishikawa氏、ダイちゃんの母、やかんの協力によって書けた。また、リフォームの作業も手伝ってくれた。写真の掲載は本人の許可を得た。

 

 

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