ハノイは食の宝庫!絶品フォーとブンチャーを喰らって24円のビアホイで乾杯!!

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2016.04.30(ハノイ滞在:4月28日〜30日)

初めて訪れたハノイの街。僕は静かな街を想像していた。高い近代的な建物こそ無いものの、そこはやはり首都。それ相応の活気と喧騒に包まれていた。そんな街の様子に順応せず拒否反応を起こしたが、夜になると目と身体が慣れたのか、徐々に緩和されてきたのを実感できた。

さらに緩和されるだろうと思っているもののひとつに食事がある。しかし僕はベトナムの食事に何ひとつ期待などしていなかった。ベトナム料理を代表する米粉麺のフォーや生春巻きだって美味しかった記憶が無い。それがハノイ滞在最終日になると思いは一変して、ベトナム料理ってこんなに美味しくて安いのかとなる。これだから旅はしてみなければ分からない

 

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絶品の麺料理フォー

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フォーの店選びは地元の人間で賑わっている店舗を選んだ。ホアンキエム湖のすぐ近くにあり立地も良かった。そこで食べたフォーの味はもちろんのこと見栄えも良かった。数年前にホーチミンの裏路地で食べた魚の入った生臭いフォーを思い出してみては、あれをフォーと言ってはダメだよなと頷く。

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ハノイ名物のブンチャー

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ベトナムつけ麺のブンチャーも食べた。ブンチャーとはパパイヤが入った甘酸っぱいタレにハンバーグと豚バラ肉、さらに野菜が入る。そこにブンと呼ばれる細い米麺をつけて食べるハノイの屋台メシ料理のことだ。これが逆の意味で期待を裏切り、また食べてみたいハノイ料理のひとつとなった。

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世界遺産のハロン湾

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ハノイ滞在ではツアーに申し込み、世界遺産のハロン湾にも足を運んだ。ハロン湾は世界遺産だから行ったというわけではなく、僕は山と海が近い景色が好きだった。日本で例えるなら南の長崎や北の小樽。穏やかな瀬戸内海を見渡せる尾道や最近よく足を運ぶ横須賀もそうだ。


天候は厚い雲に覆われた1日だったが、一時的な雨に見舞われただけでほぼ濡れずに過ごすことができた。これがスカッと晴れた青空に緑豊かな島々が見られたら良かったなという思いもあったが、波がなく穏やかなハロン湾と力強い岩肌の島々に心から癒やされた。

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1杯24円のビアホイ通り

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身体が慣れてしまえばこっちのもの。タイ・バンコクのカオサン通りをギュッとコンパクトにしたようなターヒエン通り、通称ビアホイ通りで夜を過ごした。ベトナムの酒場は小さな風呂場のような椅子に座り、ギュッと身を寄せあいながら安価なビール「ビアホイ」をキュッと飲む。これがベトナムスタイルだと思っている。そのビアホイの料金は1杯5,000ドン、日本円で約24円だからたまらない。心のなかでそっとホーチミン氏に敬礼したくなる。

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ハノイ滞在の感想

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ハノイ滞在を終えてみれば、結局のところベトナムっていいなという思いに変わっていることに気づいた。その魅力のひとつに美味しい食事と安価な料金がある。1食の平均は約40,000ドン。そこに5,000ドンのビールを1杯飲んだところでたかが知れている。さらに安い店を探せば存在しているだろうが、特段に金銭を切り詰める旅ではないからこれで良かった。そんな食事が普通に街角を歩いて出会えるから有り難い。そして夕食が美味いとその日1日は良かったみたいな側面もある。

旅は北のハノイをあとにして、中部フエへ移動する。そのフエがハノイの物価よりも少々安くなり、食事も美味しくなっていくことにこの時はまだ気づいていなかった。今回の旅は食事がポイントになるのか。あぁ、旅ってやっぱりしてみなければ分からない。


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