【韓国】ソウルの広蔵市場でユッケとレバ刺し三昧に腹が泣く

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ソウルの旅でどうしても食べたい一品があった。

それはユッケだ。

今から6年前(2011年)、ある焼肉屋で提供した「和牛ユッケ」から腸管性出血性大腸菌O-111による集団食中毒が発生した。この出来事はマスコミでも大きく取り上げられ、死者5名を含む100人近い患者を出す集団食中毒事件に発展。社長の土下座会見が今でも深く印象に残っている。

その後日本でユッケを口にする事は困難になった。ここからは僕も頭を悩ませる法律の話しになるが、禁止になったのは牛のレバーで、ユッケに関しては加工の条件付きでしか口にする事はできない。つまりその気になれば食べることはできるが、その加工コストから提供している店舗を探すのが困難になった。いずれにせよ、6年ほど口にしていないユッケとレバ刺しを求めるのが、今回のソウル旅の楽しみのひとつだった。

 

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広蔵市場(クァンジャンシジャン)

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向かった先はソウル地下鉄1号線の鍾路5街駅から徒歩数分の場所にある

「広蔵市場(クアンジャンシジャン)」

広蔵市場は1905年に韓国最初の市場として誕生した老舗の市場で、衣料品、青果、精肉など膨大な店舗が集まっており、その数は数千とも言われている。

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◇広蔵市場は国内外の人から人気の市場。もの凄い人出で活気があります

 

▷▷▷広蔵市場のうまいもん通りの詳細記事はこちら

ユッケ通り

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広蔵市場にはユッケ専門店が集まる「ユッケ通り」がある。そのユッケ通りで日本人に一番の有名店「チャメチッ」に行こうと思ったが、昼時で行列ができていることもあり、ユッケ通りの入口にある店内を覗くと一卓だけ空いていたので入店を試みた。

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◇通りに掲げられた看板には日本語でユッケの文字

ユッケを注文

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旅好きの友人からチャメチッはハーフサイズが注文できると聞いていたので、この店舗でも大丈夫だろうと思い、店員のおばちゃんに聞いてみた。するとハーフサイズの融通は聞いてくれないようで、「コッチに来て」と外に連れてこられる。

するとショーケースに入ったユッケを皿に盛り付けはじめ、「コレが1人前よ」と見せられたが、どう見ても2人前はあるボリュームである。韓国の食事の量は、一人旅に辛いものがある。

店内にて実食

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外でのおばちゃんとのやりとりを終えると、暖房の効いた店内に腰を下ろした。注文したのはユッケだけではなく、食べたかったレバ刺しも注文した。

店内を見渡すと1人で食べているのは僕だけのようで、2人以上のグループは、韓国焼酎のソジュを片手に鍋をつついている。ユッケを食べているのは僕だけなのか?

ユッケの味

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テーブルの上のユッケを見てみる。それは日本で過去に見たそれと同じだった。果実の梨の上に盛り付けられ、卵が上に乗っている。味付けはコチュジャン、砂糖、ごま油、醤油も入っているだろうか。パラパラっと白ごまが振りかけてあるのも同じだ。

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それらを箸でぐちゃぐちゃにかき混ぜては口へ運ぶ。美味しい。頷ける味だった。これをご飯にかけて食べたらどうだろうか。

ユッケ丼

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ご飯も注文して「ユッケ丼」と店員に伝えた。この丼スタイルは韓国人に言わすと「日本人だねぇ」と思わせるらしく、「日本人=丼好き」という印象があるらしい。

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レバ刺しの味

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ユッケと共にレバ刺しも口にする。ごま油に付けて食べるスタイルも日本と同じだった。そして味の方もユッケ同様に美味い。レバ刺しってこんな味と食感だったよなと思いに浸る。

これらを日本で食べる時は決まって焼肉店だった。そして片手には必ずビールかマッコリだったと思う。しかし今日は白いご飯を片手に頬張っている。ユッケ丼を口の中にかきこんでは、レバ刺しで箸休め。生肉から生肉へと、全然箸休めにならない。美味しいんだけど、生肉ってそんなに多くは食べられないことに初めて気づいた。今回の旅で教えてくれた事だった。

休まる牛スープ

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そんな時胃が休まるのが牛スープだった。このスープ、なぜ出てきたのか分からなかったが、おそらくご飯を注文するとつきだしと共に提供される品なんだろう。韓国はほんとこういったスープ類が美味い。

最後に筆者から

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さて、味は抜群のユッケとレバ刺しだったが、気になるのはその衛生具合だ。

その後ソウルのとある飲食店で、日本に住んでいたことのある韓国人にユッケについて聞いてみた。すると韓国でユッケの取扱いは仕入れたその日のうちに提供しなければならず、日本はユッケの知識に乏しかったと話していた。韓国には食品医薬品安全庁があり抜き打ち検査も実施されるそうだが、その真相はいかに。

ちなみに僕はその後、腹痛や下痢、嘔吐などの症状は一切なく、もちろん食中毒にもかからなかったが、デリケートな食材のため、口にする際は自己責任のうえお試しください。活気のある広蔵市場の片隅で食べたユッケとレバ刺し。ソウルで食べたい一品に満足をして店をあとにした。

ユッケ通り
場所:広蔵市場内、中央北寄り
料金:ユッケ 12,000W(約1,200円)、他不明だが2千円弱の会計

広蔵市場最寄り駅:ソウル地下鉄1号線の鍾路5街駅、又はソウル地下鉄5号線乙支路4街駅。いずれも徒歩数分。

 


◇広蔵市場の場所

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▷▷▷広蔵市場のうまいもん通りの詳細記事はこちら

 

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